Search


Category Archives

2007年10月16日

黒部峡谷って知ってますか

黒部峡谷(くろべきょうこく)は、富山県 黒部市、黒部川中流?上流にある峡谷(V字谷)である。立山連峰と後立山連峰に分断する極めて大規模な峡谷で、規模、迫力から鑑みて、名実共に日本一ともいえるものである。国の特別天然記念物(天然保護区域)及び特別名勝指定。中部山岳国立公園に含まれる。

黒部湖を境に、上廊下、下廊下に分けられる。廊下とは絶壁に挟まれた深い谷を意味する。一帯は古くから人の踏み入れられぬ秘境として知られており、江戸時代でも加賀藩が谷への立ち入りを禁止し、唯一、黒部奥山廻役と呼ばれた役人のみが立ち入りを許された。明治時代になると一般に開放され、多くの登山家たちが黒部を目指した。特に冠松次郎は精力的に峡谷を探検したことで、「黒部の父」と呼ばれている。

戦後はアルミ精錬のため、電源開発が行われた(→黒部川及び各種ダムを参照)。中でも黒四ダムは国内最大級のダムとして観光地にもなっている。その時の工事用通路は後に一般に開放され、立山黒部アルペンルートと名付けられた。その後、交通アクセスが格段に改善したことで、黒部ダム一帯は年間1000万人以上が訪れる観光地に発展した。また、宇奈月温泉を始め、鐘釣温泉、欅平温泉など温泉地が点在しているため、この温泉地をつなぐ黒部峡谷鉄道が観光に一役買っている。

尤も、これらの観光地は峡谷全体から考えるとごく一部であり、現在も人を寄せ付けない断崖絶壁の世界が一面に広がる。上流の猿飛峡、S字峡のあたりは絶景で知られるが、辿り着くのが極めて困難である。

Recent Entries

  1. 黒部峡谷って知ってますか